鶴谷康太先生の論文「Case of hepatitis B virus reactivation after ibrutinib therapy in which the patient remained negative for hepatitis B surface antigens throughout the clinical course」がHepatology Researchに掲載されました。本症例は化学療法後にHBVの再活性化を認めましたが、HBs抗原は経過を通して持続陰性という、極めて珍しい症例でした。名古屋市大(現熊本大)の田中靖人先生にお願いして、HBVの遺伝子解析を行い、3つのHBs抗原escape mutationを検出しました。本論文はeditorialで愛知医大の伊藤清顕先生に解説していただきました。
. 2021 Feb;51(2):239-244. doi: 10.1111/hepr.13575. Epub 2020 Oct 8.
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